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疾患の説明 Explanation of disease
眼科の疾患
○白内障
水晶体といわれるレンズが濁ってくる病気です。ある程度の年齢(60歳以上)になると程度に差はありますがほぼ全員が白内障となります。濁ったレンズを通して物を見るためかすんだり、ダブって見えたりします。患者さんが不便でなければ経過観察、不便であれば手術治療を考慮します。お茶の水の井上眼科病院で水曜日の午後に手術をさせていただいています。
○緑内障
眼の情報を脳に伝える神経(視神経)が徐々に働かなくなる病気です。40歳以上の17人に1人の割合で発症し決して珍しいものではありません。初期には全く無症状ですので眼科受診をして早期に発見し進行を食い止めることが大切です。当院では最新の自動視野計で治療評価をいたしております。これとは別に急に眼が痛くなり視力が低下する狭隅角緑内障はレーザー治療で予防が可能です。
○糖尿病網膜症
近年まで本邦の失明原因の1位でしたが硝子体手術などの著しい進歩で失明を免れるケースが増えてきています。しかし早期にきちんと眼科・内科でコントロールしていればもっと良い眼の状態を維持できるはずです。糖尿病は血糖値だけが高いのではなく放置すれば全身の代謝が劣化し血管を破壊し眼も腎臓も神経も侵される怖い病気です。少しでも糖尿病の疑いがある方は自覚症状がないうちに眼科、内科でしっかり調べることが大切です。
○黄斑変性(血管新生黄斑症など)
黄斑部とは網膜の中で最も視力に貢献している部位です。ここが傷む病気が黄斑変性です。症状としては物がゆがんで見える、見たいところが見づらいなどが挙げられます。以前はこれといった治療がありませんでしたが近年、PDT療法や抗VEGF療法などの治療法が福音となるケースが増えています。しかし白内障、緑内障のためだと自己判断され手遅れになってしまうケースもありますので視力低下や見え方の違和感を感じたら早めに眼科を受診しましょう。
○眼瞼下垂
コンタクトレンズの使用や加齢により瞼をあげる筋肉が緩んでくる病気です。瞼が開きにくいのでオデコの筋肉を使い瞼をあげるようになるためオデコにしわが出来たり頭痛、肩こりの原因になります。当院では多くの治療実績があります。